キャッシングのリボ払いと分割払いの違い

何が違うの?教えて!キャッシングのリボ払いと分割払い

お金を借りるときの返済方法・・・悩みますよね。一括じゃ厳しいから、分割払いにしようか、リボ払いにしようか・・・。でもこの二つってどう違うの?特にリボ払いってなに?と思う方は多いんじゃないでしょうか。ここではこの二つの支払い方法についてお話します。

まずは分割払い。文字通り、借りたお金を何回かに分けて返していきます。お金を借りるときに3回払い、6回払い、12回払いなどと決めて返済していく方法です。例えば、分かりやすく12万円借りたとします。それを12回払いにすると、月々1万円プラス利息の返済で済みます。確かに利息がかかってしまいますが、金融機関から借りると返済時に利息がかかるのは今の世の中常識です。しかし一括で返済することを思えば、月々の生活は助かりますよね。

分割払いは分かりやすいのですが、意外とみなさん知らないのがリボ払いです。正式にはリボルビング払いと言います。なんか噛んでしまいそうな言い回しですよね。

これは毎月の支払い額を決めておくものです。借りた金額にかかわらず月々決まった金額を返済していくのです。「何だ!分割と変わらないじゃないか!」と思われるかも知れませんが違います。リボ払いは返済回数を設定するのではなく、返済金額を設定するものです。最初に月々1万円返済と設定しておけば、いくら借りても月々1万円の返済で済みます。もちろん利息はついてきますが。

さらにお金が必要になり追加で借り入れをしても、リボ払いでは今の残高に追加分の借り入れを上乗せするので、いくら追加で借りて金額が大きくなっても月々の支払額は変わりません。これが分割払いだと、新たな契約として計算するので、もうひとつの支払いが出来てしまいます。そこが大きく違うところです。

また金利についてですが、分割払いの場合と計算の仕方が違います。分割の場合は借りた金額に対して金利が付き、それを日割りして計算するので、毎月ほぼ一定の利息を支払わなければいけません。それに対してリボ払いでは、残っている残高に対して利息を計算するので、当然毎月返済により残高は減っていくわけですから、それに伴い付く利息も減っていきます。

これを聞くとリボ払いのほうが得に聞こえるかもしれませんが、リボ払いは支払金額が変わらないことにより、ついつい多めにお金を借りてしまいがちになり、借り入れをすればするだけ返済期間が延びてしまいます。その分もちろん利息も多く払わなければいけません。

その点、分割払いは返済回数が決まっているので、自分の借り入れ金額を把握しやすいです。しかし、追加で借り入れしてしまうと、毎月の返済総額が増えててしまい、どこからいくら借りてるのか分からなくなってしまいます。

どちらを利用するかはあなた次第です。ただお金を借りるときはよく考えて計画的に、自分の用途に合わせて利用してくださいね。